《今月の“歯っ”とするお話》Vol.68

2017-05-09

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◆◆ 歯医者さんの繁盛便り《今月の“歯っ”とするお話》
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                      2017/05/9発行 Vol.68
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○医療と介護の連携に関する意見交換
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先月19日、厚生労働省による「医療と介護の連携に関する意見交換」が行わ
れました。
この会合は、平成30年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向けてのもので、
歯科医療機関と介護施設の連携や、居宅介護支援事業者と医療関係職種の連
携などについて話し合われました。
この会合に委員として参画している日本歯科医師会の遠藤秀樹常務理事は、
医療と介護の切れ目のない提供に向けた環境整備の必要性を訴えたとのこと
です。
またこの会合において、診療報酬上で評価している「訪問歯科衛生指導料
(簡単なもの)」の算定回数は、平成23年6月の5万4,103回に対し、27年6月
には10万4,116回と、4年間で約2倍に増えたことが報告されました。
まさに訪問歯科衛生のニーズが高まっている、ひとつの証左といえます。

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◆ 今月のヒント
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 患者様向け情報発信のヒントをお届けいたします。ご活用ください。
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国立社会保障・人口問題研究所の「日本の地域別将来推定人口」(平成25年3
月推計)によると、75歳以上の人口は多くの都道府県で2025年ごろまでは急速
に上昇するものの、その後の上昇は緩やかで、2030年をピークに減少すると
されています。
また同研究所によれば、人口は2010年の1億2,806万人をピークに減少してお
り、2060年には8,674万人、2100年には4,959万人になるとの推定がなされて
います。
もしそうだとすれば、約80年後には日本の人口が現在の半数以下になってし
まうわけですが、では視点を過去に戻してみたらこんな数字が見つかりまし
た。
いまから約150年前の明治5年(1872)、日本の人口は3,481万人。
時代をさかのぼって享保6年(1721)の人口を見てみると3,128万人で、関ヶ原
の戦いが行われた慶長5年(1600)では1,227万人という数字でした。
さらに平安初期(800年)から鎌倉時代(1280年)にかけては、おおよその数字で
はありますが551万人から595万人で推移しています。
これもひとつの日本の歴史。人口で知る我が国の変遷の話題でした。

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○ひと口ギャグ
高齢化が恒例化したら、少子化も笑止か。
・・・なんて笑い事ではありません。
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