《今月の“歯っ”とするお話》Vol.96

2019-09-10

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◆◆ 歯医者さんの繁盛便り《今月の“歯っ”とするお話》
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                     2019/09/10発行 Vol.96
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○2040年を見据えた取り組み
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先月21日、日本歯科医師会による『2040年を見据えた歯科ビジョン第2回検討
会』が東京都千代田区の歯科医師会館にて開催されました。
この取り組みは、超高齢社会の新しい歯科医療のあるべき姿について検討し、
「令和における歯科医療 ~2040年を見据えた歯科ビジョン~」として取り
まとめ、内外に発信していくことを目的としたもので、今年6月19日に、第1
回検討会が行われました。
テーマ1の『情報発信(国民啓発と多職種との情報共有)について』では、医療
法人博仁会理事長の鈴木邦彦氏が「深化する地域包括ケアシステムと医師会・
かかりつけ医の対応」と題した講演を行い、そのなかで社会全体が実現すべき
目標を“地域共生社会”、その社会を実現するための手段として“地域包括ケ
アシステム”と説き、かかりつけ医機能の重要性を強調しました。
続いて行われたテーマ2の『口腔機能低下とオーラルフレイルについて』では、
日本歯科医師会の佐藤保副会長が、オーラルフレイルの概要や歯科からのアプ
ローチなどについて解説。それを受けて、日本栄養士会専務理事の迫和子氏は、
管理栄養士による居宅療養管理指導について「口腔機能低下による低栄養、低
栄養の恐れのある人に対しては、歯科医師の指導の下でも行えるようにできな
いだろうか」と提案。さらに出席者からは多職種連携の推進や健診制度などの
仕組みづくり、国民に伝わりやすいキャッチコピーなどといったさまざまな発
言がなされ、積極的な議論が展開されました。
第3回検討会は10月23日を予定。次回の会合を経て、年度内にビジョンの取りま
とめを目指すとのことです。
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◆ 今月のヒント
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お子さまが嫌がらずに歯みがきをするにはどうしたらいいか? こんな悩みを抱
えている親御さんにおすすめなのが、YouTubeにもアップされている歯みがき
ソングの数々。
ためしにYouTubeを開いて『歯みがきのうた』で検索してみてください。
なかには子どもたちが大好きなアニメキャラクターを題材にしたものもあり、
歌と映像を楽しみながら、歯みがきができることうけあいです。
歯みがきの習慣づけのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
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歯科ツールの達人
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