Vol.34 歯と氷にまつわるお話

2014-07-08

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◆◆ 歯医者さんの繁盛便り《今月の“歯っ”とするお話》
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                     2014/7/8発行 Vol.34
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このメールは、過去弊社スタッフとお名刺を交換させていただきました方々
にお送りしております。今後メール配信が不要な方は、大変恐縮ですがこの
メールに「不要」とご記載の上でご返信をいただければ幸いでございます。
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○歯にも危険な氷のバリバリにご用心
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平安時代には、夏に氷を食べるのが最高のぜいたくであったといわれていま
すが、現代社会では氷は一年中身近なもの。ご家庭の冷蔵庫では簡単につく
れますし、スーパーやコンビニでは手軽に買える、そしてファミリーレスト
ランのドリンクバーではとり放題と、特にこれといった苦労もなく氷を日常
的に口にすることができます。
そんななか、近年問題視されているのが「氷食症」。ひと言いえば、氷を無
性に食べたくなる病気で、定義的には1日に製氷皿1皿相当分以上を食べる人
とされています。
原因としましては鉄分不足などが指摘されていますが、深刻なケースになる
と毎日8kgの氷を食べ続けたり、歯が折れたり顎関節症になっても氷を食べ
るのをやめられないという例も挙げられています。
暑い夏、冷たい氷をバリバリボリボリと食べるのは確かに美味しく気持ちの
いいものですが、特に歯は年齢を重ねるごとにもろくなることから、氷食症
に該当しない方たちでも、氷を食べるという行為には細心の注意を促したい
ものです。
季節とリンクした話題で、歯の健康を訴える。これも患者さんたちにとって
身近な歯医者さんの役目かと考えます。ぜひ、話題のひとつにお加えくださ
い。
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◆ 今月のヒント
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 患者様向け情報発信のヒントをお届けいたします。ご活用ください。
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夏の風物詩にして、夏の季語でもあるかき氷ですが、かの清少納言の『枕草
子』にもその記述があります。「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(か
なまり)に入れたる」(あてなるもの=上品なもの・良きものの意=の段より)
という一節がそれで、金属製の器に氷を刃物で削った削り氷に蔓草の一種で
ある甘葛をかけたとされています。
ほかにも藤原定家の『明月記』にも、かき氷に関する記述が残されています
が、当時のかき氷はまさに特権階級しか口にできない高級品でありました。
ちなみに日本ではじめてかき氷店がオープンしたのは、明治2年のこと。横
浜市の馬車道でその産声を上げました。
日本かき氷協会は7月25日をかき氷の日と制定していますが、これはかき氷
の別名・夏氷(なつごおり)の語呂合わせで725としたことと、1933年の7月
25日に当時の日本最高気温を記録したことが根拠とされています。
年々暑さを増しているかのような日本の夏。この夏、かき氷を美味しく食べ
られるためには歯の健康チェックも欠かせません。虫歯が痛くてかき氷どこ
ろではない、かき氷を食べたら歯がしみて大変な思いをした、なんて残念な
夏にならないよう、「歯の夏じたく」に関する情報をぜひ患者さんに届けて
あげてください。
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○ ひと口ギャグ
トホホな夏。
先月は「痛い、敗退…」
今月は「痛い!歯痛い!!」
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